サムライ 世界で戦う日本人選手

伊達公子はテニス界の生ける伝説

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伊達公子は日本を代表する女性テニスプレーヤーです。1996年に一度現役を退いた後、2008年に再びカンバックし世界を騒がせました。そして40歳を過ぎているにも関わらず、ランキングトップ10の選手に勝つなど、その活躍は年齢を感じさせません。現在女子世界ランク100位内選手の中では最年長選手です。

伊達公子の得意技と言えば、「ライジング・ショット」です。これは非常に高度なテクニックを要する業で、相手が打ってきたボールがコート内でバウンドした直後にすぐに打ち返します。すると、相手はリズムが狂い、飛んでくるボールに対応するのが遅れてしまうわけです。

伊達公子の世界ランキングでは、1994年にアジア出身の女子テニス選手として初となるシングルス世界ランクトップ10入り(9位)を果たし、最高位は翌1995年に達成した4位でした。4位というランクは現在男子テニスプレーヤーとして活躍している錦織圭の最高位と同じです。WTAツアー通算でシングルス8勝、ダブルス6勝を挙げています。

グランドスラムでは優勝こそかないませんでしたが、全仏オープンシングルスとウィンブルドンシングルスなどでは、ベスト4まで進出してファンを喜ばせました。

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