サムライ 世界で戦う日本人選手

長谷部誠も世界で戦う日本人の一人

長谷部誠

今でこそ世界を舞台に活躍する日本人サッカー選手は増え、なかにはリーグ優勝を経験する選手もいます。しかし、近代の日本サッカーにおいて、海外の主要リーグで最初に優勝を経験した日本人選手は長谷部誠選手だということを忘れてはいけません。

長谷部誠選手は浦和レッズからドイツのボルフスブルグに移籍し、並み居る強豪クラブを押しのけて2008-2009シーズンの優勝を勝ち取りました。長谷部選手もレギュラーとして試合に出続けており、優勝に大きく貢献したのです。ボランチだけではなくサイドバックでも活躍していました。

それからフランクフルトに移籍し、ベテランとなった今でもチームの中核として存在感を示しています。日本代表ではボランチとして活躍するイメージが強いですが、フランクフルトでは戦術眼と統率力を評価されてセンターバックの位置で起用されています。監督は長谷部選手以外にこの役割は務まらないと断言するほどで、そのオールラウンドな能力は健在なのです。