世界で活躍する日本人のヒーロー井岡一翔

ボクシングの元世界2階級制覇を誇る井岡弘樹を叔父にもつ井岡一翔は、中学1年生の時ボクシングのキャリアをスタートさせます。非凡な才能は開花するのに時間はかかりませんでした。高校時代には国体、インターハイ、選抜大会を2年生の時から2年連続で制し、6冠を達成します。

2009年にプロデビューを果たした彼は2010年には日本王座を獲得。世界を目指せる日本人として多くの注目を集めるに至ります。初の世界挑戦は2011年WBCミニマム級で、5ラウンドTKOで勝利し、当時日本人最速となる7戦目で世界チャンピオンに輝きます。ミニマム級では2度の防衛に成功します。

その後、ライトフライ級王者に転向し3度防衛した後、フライ級に転向。そこで初めて負けの味を知ります。2対1の判定で敗れ、3階級制覇は持ち越しとなりました。この後再起を果たし、フライ級王者も獲得。井岡一翔は5度の防衛に成功する日本人を代表するチャンピオンとなりました。

2017年には歌手として活躍をする谷村奈南と結婚。公私共に充実の時を迎え、今後の活躍がますます楽しみです。