サムライ 世界で戦う日本人選手

田臥勇太 日本人初のNBAプレーヤー

バスケットボール

田臥勇太選手は、日本男子プロバスケットボールBリーグ傘下の宇都宮市にホームを持つ「リンク栃木ブレックス」に所属し、ポイントガードとして活躍しています。

1980年に神奈川県横浜市に生れ、小学校時代からバスケットボールに親しみました。高校はバスケットボールの名門校秋田県立能代工業高校に進学し、即スタメンとなって3年連続で高校総体、国体、全国高校選抜の3大タイトルを手にし、史上初の9冠を達成しました。

2003年スーパーリーグトヨタ自動車アルパルクを退団し、アメリカに渡り、2004年日本人で初めてのNBAプレーヤーとなりました。帰国後は秋田能代l工業高校時代の指導者が率いていたJBLリンク栃木ブレックスに入団、2016年のBリーグ発足の際には、Bリーグの顔としての役目も果たしました。

ブレックスは2017年Bリーグ発足後の初代王者となり、市内で行われた優勝パレードでは、およそ3万人の観客が沿道をチームカラーの黄色で埋めつくし、とても盛大なパレードとなりました。

田臥勇太のプレイスタイルは、抜群のスピードと類まれなパスワークにあります。スポーツ選手としては大きい方でもなく、小さな体で相手選手をすり抜けて、視野が広く、ボールが欲しいと思う所にスパッとパスを送るセンスは抜群です。

他の日本人選手のガードとは一味違う目をもっているといわれます。

日本人がNBA選手となったことは、未来にも語り継がれるでしょう。

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